happy unbirthday

日々のことをトゥラリトゥルリと

世界の中心で、

叫んできた。

亜紀はかわいかったな。ってかさくがかっこよすぎる。森山未來がブレークしたらもっといっぱいテレビで見られるよー☆わーい☆なんてばかなことを考えたり。

原作は、「すっごいすき!」っていう本でもなくて、でもやっぱりいつも通り大号泣しながら読んだんだけど、その切なさがすてきで、映画も楽しみだった。行定って上手だと思った。

あれって、どんなにきれいで、どんなにすてきで、どんなに楽しいことも、すべてそれは「思い出」でしかないんだよね。もう失った人との思い出。それがとてもせつない。始まりから、もう今から語られることは涙の前のことで、そのあとには大きな涙があったんだ、って意識はさせなくてもどこかでそういうベールがかかってる。
無人島のシーンも、ラジオのシーンも、すべて甘酸っぱくていとしくて、でもそれを共有できる人はもういない。

一番大事な人を失うってどんなことなんだろう。
自分の前から消えてしまうかもしれない、と一瞬でも思ってしまう瞬間って、どんな感覚で世界がまわるんだろう。

そういうことを思うと切なくて、この本と映画ってそれが若かりしころの自分として描かれていて、本当に「思い出」として写ってしまうから悲しい。

なんてつらつら書いたけれど、もう寝ないと。シャワー浴びないと。やばーい。